2017年から全日本ラリー選手権の一部のイベントで、サミーステージとして指定されたSSのウイナーに賞金が贈られる「サミー賞」が設定されています。久万高原ラリーでは最終SSに賞金がかけられ、ラリーの勝敗とはまた別に、選手たちが目の色を変えてアタックする光景が見られました(笑)
JN2クラスでは、ラリーに優勝した明治慎太郎/北田稔組(トヨタ86)が、鈴木尚選手(スバルBRZ)にわずか0.1秒及ばずサミー賞を逃しています。公開された明治選手のオンボード映像を見ると、後半のグラベルセクションで何度か、リヤのスライド量が大きくステアリングの修正が忙しくなって、タイムをロスしたシーンが……。悔やまれますね。